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2丁目タイムズ

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アート

ポートタワーで川西 英先生の作品展がありました(2丁目タイムズ 2025.1月号)

2025.01.28

神戸ポートタワーの屋上デッキや展望フロア、低層1階エントランスやチケット売り場を運営する株式会社フェリシモさんが「あのころの神戸~川西英・祐三郎展覧会~」を神戸ポートタワー展望1階「Gallery360」にて1月31日まで開催しています。川西英「メリケン波止場」や川西祐三郎「みなと遊歩」など18点が展示されています。“あのころの神戸”を今の神戸と重ねて観られる展示会です。早速鑑賞してきました。
作品群と川西英先生(1894~1965)とご子息の川西祐三郎先生(1923~2014)の略歴などが説明と共に記されていました。ポートタワーが完成した1963年は英先生の最晩年にあたります。お二人とも生まれ育った神戸の街を数々の木版画にしました。祐三郎先生は英先生の存命中は、あえて神戸の風景を手掛けなかったそうです。ですが英先生が世を去った後にポートアイランドや六甲アイランドが完成し、以前にはなかった眺望が出現したことで、神戸風景を描かれたそうです。お二人の作品からは1956年から1997年頃にかけての神戸の変遷を味わうことが出来ます。ご興味のある方は昨年リニューアルされたポートタワーを見学がてら川西先生親子の作品を楽しんでみては如何でしょうか。

あのころの神戸~川西英・祐三郎展覧会
神戸ポートタワー展望1階「Gallery360」