9月10日に(株)大韓航空 西日本支店 支店長の河谷成次氏をお迎えして、2030年には海外との定期便が予定されている神戸空港と関連して大韓航空の現状や今後の構想をお聴きしました。2025年の春にはまずチャーター便の運用が神戸空港で始まります。数年前に起きた台風による関西空港の利用不可といった災害対応の意味もあります。大韓航空は広範囲な世界的ネットワーク、極めて秀逸な安全性、を特徴としており、総合的な観点からLCCにも決して負けない料金体系になっています。そして機内食は国際機内食協会が授与する機内食部門のオスカー賞と呼ばれるマーキュリー賞において、最優秀機内食賞(金賞)を2度受賞しているなど評価は高いものです。日本と韓国の間では毎年1000万人を超える相互訪問の観光客があり、日本からの国際便の25%が韓国行きで座席数では23.1%にもなるのだそうです。韓国からはお酒、食事、温泉、自然、ゴルフなど日本の魅力をお目当てにリピーターが多く、日韓の価値観が近いものがあり、安定的に人的交流があります。神戸空港が国際化されれば、関空や伊丹経由ではなく、直接神戸から入国する人々も増えます。益々の観光客の誘致に期待ですね。