
今回、神戸市長選で大差をつけて4選を果たされた久元神戸市長ですが、それよりも以前の9月10日の街衆の勉強会に久元神戸市長をお招きし、久元神戸市長がお考えになる神戸市基本構想を御講演頂きました。それは「海と山に囲まれた美しいみなとまち」と題して、これからの都市創りについてご自身のお考えを述べる内容でした。まずその中で神戸は地域経済循環率が高く、神戸は「経済的自立」が出来ていると表現されました。昼夜間人口比率も神戸は102.5%前後で、これは神戸市が単なるベッドタウンではない事を示しています。そういう意味では自立性の高い神戸は他地域から人々に来てもらう国際都市であるべきだと。都市のスポンジ化を防ぐためには都市部を「非日常を楽しめる街」にして行く必要があり、ショッピング、アート、そして新たなる職場創造を模索し、駅前の車線を減少させ、回遊できるスペースを確保し、人々が集う街へと進化していくべきである。ウォーターフロントの充実を図り、メリケンパークとハーバーランドを海上デッキで繋ぐ構想もある。人口減少を抑制し、現存する社会インフラを生かしていく。その一例として神戸市は北神急行の市営化を実現しました。これには約200億円近い資金がつぎ込まれ、市民の移動への負担を減少させています。森林・里山の再生にもエネルギーを注いでいます。市域の約5割を占める里山は人の手が十分に入らず、樹木の高齢化や放置竹林の拡大、獣害などが課題となっている。再生戦略では市が大学や企業、市民らをつなぐ連携役となって、里山の資源循環や再生を進めて行くべきだとも力説されました。もちろん、これらだけではなく数多の施策が久元市長の構想の中にはあるはずです。そういう意味で今回の神戸市民の選択は正しかったと思います。これからの4年間も久元市長、どうぞよろしくお願い致します。