4月6日(土)に第19回目となる2丁目ストリートミュージーアム収蔵式典が午前11時から行われました。今年は初めて海外出身(韓国)の作家、キム・ドンヒさんの作品が寄贈されました。幸い天候にも恵まれ大勢の方々がご参集下さいました。その中には駐神戸大韓民国領事館の李相烈総領事もおられ、「これからも韓国と日本の友好が強いものとなり、相互訪問が進めば嬉しい」とご祝辞を頂きました。さらには久元喜造神戸市長も駆けつけて下さり、同じくご祝辞の中で「三宮をタワーマンションばかりの無機質な街にはしたくない。皆様が憩えるような街にはこのアートが必要なのです」と述べて下さいました。キム・ドンヒさんもご挨拶の最中に感極まり少し涙声になっていましたが、それは重責を果たされた感動からだったのでしょう。
今回の作品、「夕焼け」はキムさんのお人柄の様に温かみのある作品で、式典の後も多くの方々が作品を熱心に鑑賞されていました。来年は節目の20作品目となります。益々アートストリートとして深化を遂げていきますし、既に街のシンボル的な存在であり、外せない存在ですね。