国土交通省が4月1日付けで2024年度予算の公共事業費の配分を発表しました。それに関連する三宮再整備では歩行者用デッキの整備や、神戸新交通ポートライナー三宮駅のホーム拡張に伴う駅舎の補強工事などに約60億円が補助されます。再開発ビル内に計画する中距離バスターミナルには28億円を投じ、調査設計や、民間のノウハウや資金を活用する「PFI」（Private Finance Initiative）が進められる予定です。この手法は事業全体のリスク管理の効率化や事業コストの削減を目的としたものですが、公共工事とは言え、行政だけが知恵を絞るのではなく、民間の優れた知識と経験も活用して行くことがこれからの事業の成功には不可欠です。これは三宮センター街付近の再開発でも共通する考え方で、企業の規模には関係なく積極的に優れた考えを取り込もうとしています。前進あるのみですね！