通常なら皆様に「明けまして・・・」とご挨拶すべきところなのですが、能登地震と羽田空港での日航機事故で冷や水を浴びせられた様な気分になってしまいました。地震大国である日本ではどこであろうと地震から逃れることは難しいですし、強烈なエネルギーに逆らうすべはないのでしょう。そして日航機事故は誰が引き起こしてしまったにせよ、人為的なエラーがもたらしたものです。海保の乗組員に5名の犠牲者が残念ながら出てしまいましたが、日航機の乗客に犠牲者が出なかったのは日頃の訓練の賜物です。地震も事故も悲しいけれども、この先無くなる事はないでしょうから、「日頃の準備」と「油断しない」を徹底するしかありません。2024年の干支である辰は「変革（転機）」や「激動」を示すのだそうで、時代が動く年になるかもしれません。これまでの努力が実って夢が叶う年になればと願っていますが、たとえ努力が成果に繋がらなくても水面下での可能性が拡がると思えば努力が無駄にはなりませんし、そして最も大事なのは、その「努力」には「日頃の準備」、「油断をしない」が必ず含まれています。年初の暗雲を吹き飛ばす気概を皆さんで共有して行きましょう。今年もよろしくお願いします。