
諏訪山地区がご奉仕致しました今年の生田神社の春祭(生田祭)はこの4月13日(日)と15日(火)に斎行されました。この祭は、生田神社における年に一度のご例祭で、雄大な神輿(みこし)を担ぎ、盛大かつ厳粛に当地区を御神幸(おわたり)するお祭りです。生田神社の氏子地域は神戸市中央区と兵庫区の広域に亘り、昨年までは11地区から成り立っていましたが、今年から港島地区が加わり、計12地域となりました。そして午前中は新しく加わった港島地区で初めてこの祭りが披露されました。

行列は、御先太鼓の雄壮かつ軽快な響きの中、猿田彦神役(行列の先頭役で清祓いをする方位除の神)を先頭に、梶原武者(源平の戦いの際、生田の森の合戦にて活躍をした源氏方の武将)、獅子舞、大人神輿(100名を超える若き男性が勇壮に練り歩く)からなる行列が数か所の神受所で厄除けや繁栄の儀式を行うものです。例年ですとお稚児さん(装束をまとい化粧を施した可愛いい幼児)、子供みこしも加わりますが、今年は悪天候の為に行列には加わりませんでした。 そして三宮の神受所は例年通りインフォメーション前に祭壇が用意され、氏子三宮地区の繁栄・平穏を祈る恒例の「神受所祭」が行われました。雨風で決して良い条件ではなかったですが、雨に濡れながらも皆さんの熱気は冷えることもなく、祭りを楽しんでおられる様子が印象的でしたし、「今年も生田さんのお陰で、三宮が元気です」という一年になれば良いですね。
