埼玉県で道路陥没事故が発生し、残念ながら未だに運転手の方は救出されていません。一刻も早い解決を願っていますが、その完全修復には数年掛かると予想されています。兵庫県とて他人事ではなく、神戸市では2月3日から1週間程度をかけてマンホールの蓋を開けて内部を調べたようです。神戸市は汚水管路が総延長で4160kmあり、大口径管路(2,000mm以上)のうち、コンクリート製管路の16.9kmにつき、重点的に調べ、具体的には下水道の上を通る道路の表面にひび割れなどができていないか目視で確認したほか、マンホールの中に職員が入って内部の状態を確認したり、レーダーを搭載した特殊な車を走らせて、道路の下に空洞がないか点検した模様です。

高度経済成長にインフラが整えられてから、50年以上が経過しており、どこで今回のような崩壊が起きても不思議はない状況で日頃の検査が重要な役目となります。またこのタイムズでもご紹介しますが、2丁目振興組合でもアーケードの維持管理には神経とお金を使っており、万が一の不備による事故が起こらないようにしています。人間でも年に一回の定期健康診断は欠かせません。皆様も日頃の体のケアに気を付けて頂くと共に、2丁目組合の検査・取り組みにもご理解とご協力を御願い申し上げます。