
5月19日(月)に三宮センター街2丁目の第52回通常総会が無事に終了しました。理事長は挨拶の中で「利益の為だけに商売をするのではなく、お客様との間でお互いに恩恵のある取引をする事が肝要であり、それは他都市や他団体との関係性に於いても同じであり、その為“二利双修”を町是としたい」と述べられました。そして一時的なイベントに頼るのではなく、アートの力で街の本質的な価値を高めて行く方針も示されました。テーブルの上には美しい花と共に6月29日にアートストリートに第20作目として収蔵される大阪芸術大学、田嶋悦子教授のガラスと陶を融合させた作品、“Cornucopia 09-Y11”が飾られました。国際情勢に翻弄されている世の中ですが、それでも未来に向けた街創りを進めて行くのだという思いが久利理事長の挨拶の中には強く反映されていました。そして来賓の神戸市経済観光局の大畑局長もそのお祝辞のご挨拶の中で久利理事長の方針に全面的に賛同されると仰っておられました。ストリートミュージアムには最終的に30作品が収蔵される予定で、その作者も既に全て選ばれており、作品も全て先生方の「街創りの力になりたい」との“寄贈”によるものです。これは余程の信用と実績が街に無いと成立するものではありません。既に三宮を語る上で外せなくなっているセンター街2丁目ストリートミュージアムですが、益々の充実度に注目ですね。