神戸出身のシンガーソングライター作人さんが発起人となって、神戸三宮の街中で気軽に音楽やアート、飲食を楽しめるように想いを込めて初めて企画された“神戸周遊フェス”が8月4日～6日の3日間開催されました。ご自身も阪神淡路大震災で被災され、お姉さんを亡くされた経験から、歌や音楽を通して、震災のことを語り継ぎ、命の大切さを伝えてきた作人さん。今回は、さらに多くのアーティストの表現の場を広げようと、同じく街を上げてクリエイターを支援している神戸市と共催で実施され、東遊園地や三宮プラッツ、生田神社など三宮のあちこちでライブなどのイベントを開催し、大成功されました。企画にあたり、三宮の中心であり、当日も“会場と会場をつなぐ導線”でもある“三宮センター街”でライブイベントをしたい！という熱い想いを「KOBE三宮・ひと街創り協議会」久利会長に直に伝えられ、2丁目商店街理事ともたびたび意見を交わしました。残念ながら人の往来の多い商店街のため、ライブイベントの開催には至りませんでしたが、街創り協議会が行っている『ウクライナ支援募金』の活動について伝えたところ、作人さんたちも共感してく下さり、イベント当日3日間、作人さんとライブ出演者の皆さんで街頭募金活動を実施し、ライブ会場にも募金箱を設置するなど協力して頂き、総額15万円以上の寄付が集められました。募金は9月の街創り協議会で作人さんから直々に贈呈され、街創り協議会から感謝状が授与されました。再整備が進む三宮で、いつでも気軽に音楽やアートが楽しめるように、これからも協力して、一緒に街を盛り上げる仲間が増え、大変嬉しく思いました。